かわぐちかいじと巴御前
前回拍手コメントをくださった冷凍SANMAさん、marronさん、いつもありがとうございます(^-^)
冷凍SANMAさんの近所にもヒグマが出没することはあるんでしょうかね。
marronさんへ
やはり戦時下を子供を抱えて生き抜いた大和撫子は強いですよねp(^-^)q
※今回の記事は昨年の8/20に公開した記事の再録です。
2日連続で再録記事になってしまい申し訳ないですが、記事の構成上、連続公開しないと成り立たない内容になってしまってますので、今しばらくおつきあいの程をお願いします。

巴御前と木曾義仲は、手塚治虫の『火の鳥乱世編』とかわぐちかいじの『ジパング深蒼海流』にも登場するが、手塚治虫の描いた木曾義仲が

いかついおっさんなのに対して、かわぐちかいじの描いた木曾義仲は

かわぐちかいじの方が絵はゴツいのに、明らかにかわぐちかいじの義仲の方が男前である。ここまで顔がちがうともはや同一人物には見えない。
一方手塚治虫の描いた巴御前は

普通に女らしい清楚な美人だが、かわぐちかいじの描いた巴御前は

美人というより男前である。手塚治虫の巴御前よりずっと強そうに見える。
戦闘場面だが手塚治虫の描いた巴御前が

バットのように両手で薙刀を持ちバッターのように全身をフルスイングして、薙刀を振り払っているのにいるのに対して、かわぐちかいじの描いた巴御前は

薙刀を片手で振り払っており、あまつさえ次の場面では、

薙刀を片手で振り回している。女も惚れる男前である。
手塚巴御前は全身をフルスイングして薙刀を振り払っているせいか体軸が不安定に見えるが、かわぐち巴御前は片手で薙刀を振り払っているせいか重心がどっしり安定している。
手塚巴御前が武道を嗜んでる良家の子女というイメージに対して、かわぐち巴御前は武道の達人である。
手塚治虫の巴御前は、か弱い女が全力で薙刀を振り払っているのに対して、かわぐちかいじの巴御前は、余裕綽々で薙刀を振り回しているように見える。

手塚巴御前は健気に男の後につき従う見た目もか弱い女に見えるが、男を守るためなら武蔵坊弁慶と刃を交えることも辞さないかわぐち巴御前は、男の背後にそびえ立つ鬼神のように見える。
手塚巴御前はどことなくはかなげでか弱い女に見えるが、かわぐち巴御前は体格がいいせいか、手塚巴御前よりもどっしりした安定感がある。
月岡芳年の浮世絵の巴御前は豪傑な女武者として描かれているが、巴御前はやはり鬼神のような女として描かれてきたことがわかる。
最後の浮世絵師といわれた月岡芳年の絵は、比較的現代の劇画に通ずるものを感じるが、そういう意味ではかわぐち巴御前は、比較的浮世絵に描かれた巴御前に近いことがわかる。

手塚治虫の描く女は野球部のマネージャーのようで、かわぐちかいじの描く女は野球部の捕手のようである。
手塚治虫の描く女が全力投球で疲労困憊の投手を労うマネージャーを思わせるのに対して、かわぐちかいじの描く女は、投手の全力投球を力強く受けとめる捕手のようである。
手塚治虫の描く女は戦う女にも、野に咲く花のようなか弱さを感じるが、かわぐちかいじの描く女は、売春宿に身を沈められても這い上がってくる、雑草のようなたくましさを感じる。
手塚治虫は女に癒しを求めているのに対して、かわぐちかいじは強さを求めているように見える。
かわぐちかいじの描く女が可愛くないというのはファンの間でも有名な話だが、せめて艦娘のやまとたんやみらいたんやいぶきたんくらい可愛い女が描けたら、進撃の巨人並に売れてたんじゃないかと思うと、残念でならない。
男はまあまあ格好いいのに、女も男前になってしまうせいか、かわぐちかいじの描く女は歌舞伎の女形のように見える。
アゴがガッチリしていて、体格も頑丈そうな骨太体型で肩幅が広く、思春期の少年のように小尻で、身体に厚みがあって、貧乳なのに胸板が厚く、全体的に筋肉がしっかりついてるせいか細身の男に見える。
かわぐちかいじはデブを描いても、力士のようなガッチリ筋肉質のデブになってしまうが、かわぐちかいじは弛んだ身体というかぜい肉を描くのが苦手なのだろうか。
かわぐちかいじの描く女に、エロマンガのように豊満で弛んだ身体の女はまず出てこない。
本人は一生懸命大和撫子を描いてるつもりでも、頑丈そうな骨太体型だからか弱さは感じない。
抱き心地のしっかりした、多少手荒に扱ってもちょっとやそっとじゃ壊れなさそうな頑丈そうな女だから、男も安心して背中を預けられそうである。
明らかに昨今の、女が幼女みたいに小さくて可愛い萌えマンガとは対極である。
逆にBLマンガ家は筋肉が描けない人が多いが、ベルばらのオスカルとか、かわぐちかいじの描く女の方が、BLの受けの男よりよほど男らしいと思う。

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やはり戦時下を子供を抱えて生き抜いた大和撫子は強いですよねp(^-^)q
※今回の記事は昨年の8/20に公開した記事の再録です。
2日連続で再録記事になってしまい申し訳ないですが、記事の構成上、連続公開しないと成り立たない内容になってしまってますので、今しばらくおつきあいの程をお願いします。

巴御前と木曾義仲は、手塚治虫の『火の鳥乱世編』とかわぐちかいじの『ジパング深蒼海流』にも登場するが、手塚治虫の描いた木曾義仲が

いかついおっさんなのに対して、かわぐちかいじの描いた木曾義仲は

かわぐちかいじの方が絵はゴツいのに、明らかにかわぐちかいじの義仲の方が男前である。ここまで顔がちがうともはや同一人物には見えない。
一方手塚治虫の描いた巴御前は

普通に女らしい清楚な美人だが、かわぐちかいじの描いた巴御前は

美人というより男前である。手塚治虫の巴御前よりずっと強そうに見える。
戦闘場面だが手塚治虫の描いた巴御前が

バットのように両手で薙刀を持ちバッターのように全身をフルスイングして、薙刀を振り払っているのにいるのに対して、かわぐちかいじの描いた巴御前は

薙刀を片手で振り払っており、あまつさえ次の場面では、

薙刀を片手で振り回している。女も惚れる男前である。
手塚巴御前は全身をフルスイングして薙刀を振り払っているせいか体軸が不安定に見えるが、かわぐち巴御前は片手で薙刀を振り払っているせいか重心がどっしり安定している。
手塚巴御前が武道を嗜んでる良家の子女というイメージに対して、かわぐち巴御前は武道の達人である。
手塚治虫の巴御前は、か弱い女が全力で薙刀を振り払っているのに対して、かわぐちかいじの巴御前は、余裕綽々で薙刀を振り回しているように見える。

手塚巴御前は健気に男の後につき従う見た目もか弱い女に見えるが、男を守るためなら武蔵坊弁慶と刃を交えることも辞さないかわぐち巴御前は、男の背後にそびえ立つ鬼神のように見える。
手塚巴御前はどことなくはかなげでか弱い女に見えるが、かわぐち巴御前は体格がいいせいか、手塚巴御前よりもどっしりした安定感がある。
月岡芳年の浮世絵の巴御前は豪傑な女武者として描かれているが、巴御前はやはり鬼神のような女として描かれてきたことがわかる。
最後の浮世絵師といわれた月岡芳年の絵は、比較的現代の劇画に通ずるものを感じるが、そういう意味ではかわぐち巴御前は、比較的浮世絵に描かれた巴御前に近いことがわかる。

手塚治虫の描く女は野球部のマネージャーのようで、かわぐちかいじの描く女は野球部の捕手のようである。
手塚治虫の描く女が全力投球で疲労困憊の投手を労うマネージャーを思わせるのに対して、かわぐちかいじの描く女は、投手の全力投球を力強く受けとめる捕手のようである。
手塚治虫の描く女は戦う女にも、野に咲く花のようなか弱さを感じるが、かわぐちかいじの描く女は、売春宿に身を沈められても這い上がってくる、雑草のようなたくましさを感じる。
手塚治虫は女に癒しを求めているのに対して、かわぐちかいじは強さを求めているように見える。
かわぐちかいじの描く女が可愛くないというのはファンの間でも有名な話だが、せめて艦娘のやまとたんやみらいたんやいぶきたんくらい可愛い女が描けたら、進撃の巨人並に売れてたんじゃないかと思うと、残念でならない。
男はまあまあ格好いいのに、女も男前になってしまうせいか、かわぐちかいじの描く女は歌舞伎の女形のように見える。
アゴがガッチリしていて、体格も頑丈そうな骨太体型で肩幅が広く、思春期の少年のように小尻で、身体に厚みがあって、貧乳なのに胸板が厚く、全体的に筋肉がしっかりついてるせいか細身の男に見える。
かわぐちかいじはデブを描いても、力士のようなガッチリ筋肉質のデブになってしまうが、かわぐちかいじは弛んだ身体というかぜい肉を描くのが苦手なのだろうか。
かわぐちかいじの描く女に、エロマンガのように豊満で弛んだ身体の女はまず出てこない。
本人は一生懸命大和撫子を描いてるつもりでも、頑丈そうな骨太体型だからか弱さは感じない。
抱き心地のしっかりした、多少手荒に扱ってもちょっとやそっとじゃ壊れなさそうな頑丈そうな女だから、男も安心して背中を預けられそうである。
明らかに昨今の、女が幼女みたいに小さくて可愛い萌えマンガとは対極である。
逆にBLマンガ家は筋肉が描けない人が多いが、ベルばらのオスカルとか、かわぐちかいじの描く女の方が、BLの受けの男よりよほど男らしいと思う。

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