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ゴジラの映画を観てきた

※今回の記事はネタバレが含まれます。


 先日巷で話題になってたハリウッドゴジラの映画をやっと観てきた。感想はひたすらすげーのひとことである。
 すげーのひとことで終わりにしてしまうと話にならないので、大まかな世界観を説明すると、今回のハリウッドゴジラは2014年公開のハリウッドゴジラの続編で、今回の映画にはゴジラとモスラとラドンとキングギドラの東宝四大怪獣が登場しているが、前回登場した渡辺謙演じる芹沢猪四郎博士も再登場している。なおハリウッドゴジラは2017版キングコングとも同じ世界観となっている。
 今回のハリウッドゴジラは前回のゴジラとムートーとの戦いで息子を亡くしたラッセル一家が主人公だが、夫のマークは怪獣を排除するべきだと考えてるのに対して妻のエマは怪獣をコントロールして共存すべきだと考えている。結果夫婦は対立することになるが、娘のマディソンはそんな両親の板挟みになってるような境遇である。
 今回のハリウッドゴジラは世界中の怪獣を監視しているモナークという組織とエコテロリストの対立が主軸になってるが、エコテロリストに拉致されたエマが、南極の氷の中で眠るキングギドラを目覚めさせたことで世界中が怪獣の脅威に晒されてしまうことになる。

 身もふたもないいい方をしてしまうと、夫婦ゲンカが引いては世界を破滅の危機に招いてしまったともいえる。

 そんなこんなで目覚めてしまったゴジラとキングギドラはくんずほぐれつの大激闘になるが、突如出現したゴジラとキングギドラを人類の脅威とみなした米軍は、極秘裏に製造開発していた半径3キロの全生物を死滅させる禁断の兵器オキシジェンデストロイヤーを使用してしまう。
 芹沢博士の死と共に葬られたオキシジェンデストロイヤーを何故米軍が保管してたのかは謎だが、酸素を破壊して全生物を死滅させるオキシジェンデストロイヤーも宇宙怪獣のキングギドラにはノーダメージで、半径3キロ以内の海域の全生物は死滅して死の海と化し、ゴジラも瀕死状態になってしまう。
 キングギドラに唯一対抗できるゴジラを倒してしまったために、世界をますます苦境に追いやるという人類最大の愚挙を米軍は犯すことになってしまう。

 そういえば和製ゴジラではかつてオキシジェンデストロイヤーが使用された海域からデストロイアが出現したが、これはハリウッドゴジラにもデストロイアが登場するというフラグだろうか。

hg17081604s.jpg

 今回の映画では瀕死状態のゴジラを目覚めさせるために核弾頭を撃ち込む作戦が提案されるが、怪獣の襲撃で米軍も壊滅状態に陥っていて核弾頭を手動で起爆させるしかなく、それをやるには誰かひとりが犠牲にならなければならない。
 そこで名乗りをあげた芹沢博士は、オキシジェンデストロイヤーで瀕死状態になったゴジラを目覚めさせるため単身でゴジラの元に赴くことになる。
 単身でゴジラの元に赴く芹沢博士はやはりかつての特攻を思わせるが、米軍にとってはそれだけ日本軍の特攻が脅威だったのかなと思う。
 初代ゴジラの芹沢博士は自ら開発したオキシジェンデストロイヤーで命を落としているが、ハリウッドゴジラの芹沢博士もまたオキシジェンデストロイヤーが招いた危機で命を落としているので、間接的にオキシジェンデストロイヤーで命を落としているともいえる。
 今回の映画では芹沢博士がゴジラを目覚めさせるために自分が犠牲になったが、エマは夫と娘を安全な場所まで逃がすため、自分がおとりになって怪獣を引き離そうとして火の海と化した街に姿を消す。
 ふたりの自己犠牲は、世界を破滅の危機に招いた人類の贖罪を引き受けていたようにも思う。

 なお渡辺謙演じる芹沢博士は、最期に日本語の台詞を口にしているので、その台詞が聞きたい人は是非とも劇場に足を運んでもらいたいと思う。

Godzilla-King-Of-The-Monsters-Poster-Comic-Con.jpg

 今回のゴジラ映画も怪獣の脅威の前では米軍は人類はひたすら無力である。
 火山の火口から出現したラドンが空を飛べば街は衝撃波でふっ飛ばされ、ラドンが通っただけで街は瓦礫の山と化すが、そのラドンもキングギドラにはあっさり一蹴されてしまう。
 ゴジラとキングギドラが闘う度に街は火の手が上がり、瓦礫の山と化していく。世界で最強の米軍も怪獣の脅威の前には成す術もなく、右往左往して子供のように指をくわえているだけである。
 ハリウッド映画でここまで米軍が無力で無能な存在として描写されたのは、今世紀に作られたハリウッドゴジラが初めてではないかと思うが、日本の怪獣が縦横無尽に暴れまわって決戦場になったボストンを瓦礫の山にしていくさまは日本人として不思議と痛快だった。
 今回のキングギドラはひたすらデカい強いの印象に尽きる。キングギドラがとことん悪役に徹していてサディスティックなほど強いのもいい。やはりキングギドラはこうでなけばと思う。
 ゴジラが日本の魂そのものなら、それに敵対するキングギドラは金色のボディからして欧米列強の帝国主義そのものを思わせるが、ゴジラとキングギドラの決闘はある意味日本と欧米列強の代理戦争だったように思う。

 そういえば米軍はかつて前世紀に髑髏島のコングを攻撃したことで、スカルクローラーの脅威を招いてしまうという愚挙を犯しているが、今世紀は禁断の兵器でゴジラを倒して世界を破滅の危機に追いやるなど、時代が下るほど米軍が無能になってるような気がするけど、髑髏島のキングコングから見てると、米軍て学習能力ないよなーと思わざるを得ない。

 今回のゴジラ映画のマイケル・ドハティ監督は怪獣を神として作品を作ったとのことだが、劇中では怪獣はモンスターではなくタイタン(巨神)と呼ばれていたのも合点が行く。
 なおドハティ監督の母親はベトナム人とのことなので、半分ベトナム人ということになるが、ベトナムでは仮面ライダーなど日本の特撮も結構人気があるらしいので、ベトナム人なら比較的日本人のメンタリティも共感しやすいのかなと思う。

 今回のハリウッドゴジラは評価を星5だとすると星5つの満点でもいいと思うが、敢えて難点を挙げるとすると、チャン・ツィー演じる双子の姉妹がどっちがどっちかわからなかったのと、モスラとラドンの見せ場が少なかったことだろうか。自分としてはモスラにもうちょっともふもふ感が欲しかったなーと思う。
 ただゴジラが主役の映画なので、怪獣の見せ場を平等に配分するのも難しいかなーと思う。

 若干辛口なこともいってしまったけど、今回のゴジラ映画は細かいことも気にならないほど見応えたっぷりなので、観ても損はないと思う。

 なお来年はハリウッド版ゴジラVSキングコングが上映予定とのことなのでそちらも楽しみである。
 前世紀にイグアナゴジラで大いに日本人を落胆させたハリウッドゴジラも今世紀は大いに日本人の度肝を抜いたが、このままだとトランスフォーマーのみならずゴジラの本場もハリウッドになってしまいそうで、日本人としては一抹の危機感を感じている。

 そういえばナベケンて2014年版トランスフォーマーにも声優出演してたことあったっけ(´・ω・`)

 それでは今日もおやすみっこ(つ=^ω^=)つニャン

おまけ


ハリウッドゴジラシリーズ年表

1954年   日本に最初のゴジラ出現
1973年   髑髏島にキングコング出現
2014年   アメリカ大陸にゴジラ出現
2019年   アメリカ大陸に二回目のゴジラ出現

三毛猫バンバン(300)

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Author:ASDponch
地上最強の芸術の場外乱闘者を目指し日々孤軍奮闘する自閉症スペクトラム障害(ASD)ponchの自堕落な日常と、社会からはみ出したアウトサイダーの駄話を書いています。
最近はすみっこぐらしにもハマってます。すみっこ仲間絶賛募集中ッッ\(^o^)/

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