えみるのむささび星

「あっ流れ星!」
「あっむささび星!」
月見をしてたえみるとルールーが見た一筋の流れ星。こないだ見た絵本と同じ光景を見たえみるは、思わず絵本に出てきたむささび星の名前を口にしたようです。
村の木登り競争で一番になり村一番の杉の穂摘みになった太郎は、木から木へ飛び移る様がむささびのようだったので、いつしかむささび太郎と呼ばれるようになりましたが、ある日山の一番高い気に登ったきり降りてきませんでした。
一番高い杉の木の下で皆が太郎を呼ぶと、その高い杉のてっぺんで星がすーっと流れたきりでした。
えみるからむささび星の話を聞いたルールーは感極まって思わず涙ぐんでしまったようです。
むささび太郎は生涯村一番の木登りだったようですが、木に登ったきり戻ってこなかったということは、若くしてこの世を去ったのでしょうか。
この世を去ったのか、何かの事情で村を去ったのかは、絵本に描かれていない行間を見て想像するしかありません。
久しぶりに子供の頃に読んだ絵本の『むささび星』を見たら、えみるとルールーが流れ星を見てる光景が頭に浮かんだので、一枚の絵にしてみました。
※下の内容はネガティブな内容なので追記にしました。ネガティブなものや愚痴っぽいものが嫌いな方は下は読まなくていいので、ここで引き返してください。
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