死に至る病

発達障害者には自分も含め、思ったことを全部口にしてしまう問題点がある。
自分ではどこがまずいのかわからなくても、他人からズケズケものをいわれて不快になったことが一度でもあるなら、思ったことを全部いってしまうのは慎むべきだろう。
いいたいことがあっても、いったん自分の胸にしまって自制すべきなんじゃないかと思う。
思ったことを全部いってしまうのは、相手にも自分の心の重荷を背負わせてしまうことである。いった本人はスッキリするかもしれないが、いわれた方は重荷を背負わされるのだからたまったものではない。
最近は自分より若い子からズケズケものをいわれてムカつくことも多いが、思えば自分も若い頃はこうしてズケズケものをいって、相手を不愉快にさせてきたんだなーと思う。
自分にズケズケものをいうのは決まって大阪人ばかりだったが、都内で複数の大阪人にズケズケものをいわれると、心底大阪人が嫌いになる。同じ内容の会話でもズーズー弁とか土佐弁なら許せても、大阪弁になるといきなり攻撃的に聞こえてしまう。
ウンコするなとはいわないが、人前でウンコするなということである。発達障害者は「人前で」を抜かして「ウンコするな」という言葉しか聞いてないので、反発して人前でウンコして嫌われて孤立して社会からドロップアウトして、自分のような社会不適応者になるか、ひたすらウンコを我慢してうつ病になってしまうなど両極端になってしまう。
世の中には便秘で死亡した人間もいるが、心が便秘になると自殺という形で死んでしまう人間もいるようである。現に日本では毎日百人が自殺してるというが、大半がうつ病患者だという。便秘で死んだ人間はここ十年の間に数人いたが、うつ病で自殺する人間は毎日数十人いるのである。便秘は怖いが、心の便秘も放置すれば死に至る病だと思う。
※明日は更新お休みします。次回の更新は6日(火)になります。
※追記にて拍手コメントへの返信をしています。
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