孤独の何が悪いのか考えてみた

孤独は万病の素!?
前記事で孤独の早死にリスクは肥満の2倍という、発達障害者にはショッキングとも思える記事を取り上げたが、孤独は飲酒や喫煙と同じくらい身体に悪いという話もある。
ただ、自分が見てきた限りでは孤独で早死にした人間は、少なからずアルコール依存症で早死にしている。
孤独が身体に悪いというより、孤独なことで、生活が不摂生になり、暴飲暴食で肥満や生活習慣病になったり、アルコール依存症になるリスクが、孤独じゃない人間より高いから、結果的に早死にするのではないかと思うのである。
毎日のように酒飲んだくれて、毎朝カエルみたいにゲーゲーやってりゃ、そりゃ早死にもするだろう。

ponchが15年間住んでいた、床の傾いたアパートの隣人もまた、アル中で家族に逃げられて、一日中一升瓶を抱えて借金も抱えていた、典型的なアル中患者だったが、持病(恐らく肝臓)が悪化したのか、結局還暦前に孤独死している。
晩年はガリガリにやせこけて、顔色も赤紫色で眼は焦点が合っておらず、髪もまばらにしか生えておらず、歩くときもゾンビみたいにふらふら歩いていて、生きてる内から亡者のような出で立ちだった。
想像図

発達障害者は得てして社会的に孤立無援になりやすいが、ついでに発達障害者はアルコール依存症や薬物依存になりやすいという話も聞く。
孤独そのものが悪いんじゃない。孤独が招く不摂生や暴飲暴食や肥満や生活習慣病やアルコール依存症が、早死にを招くのである。
そういう意味では孤独は、不摂生や暴飲暴食や肥満や生活習慣病やアルコール依存症を招き寄せる、万病の素といえるかもしれない。

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